照明器具は何を照らしているか

2011年3月23日

照明器具というのはいろいろな効果を生んでくれているのを考えたことがありますか。

照明器具の役割は何でしょう。

作業をするには手元が明るくする手元照明、部屋全体を明るくする全般照明、全ての照明を消す夜に足元を照らすフットライト、壁面や天井面を照らして反射光で明るくする間接照明、局所を照らしてドラマチックに演出するスポットライトなどなど、照明デザイナーという職業が成り立つほどその他にも多くの使い方が無数に工夫できる世界です。

住宅に限れば重要と考える基本はやはり人が寛ぐ空間であるということではないでしょうか。

やはり照明のための空間になってしまっては照明器具メーカーのショールームになってしまいます。

洗面所や浴室では明るく不便の無いように、階段は足元が暗くて落ちることの無いように、玄関は来客を歓迎する演出を・・・・・・

あくまで機能優先の地味な脇役として存在することが重要なのでしょう。

夜に自分の部屋に戻ってスイッチをオン、パッと部屋が明るくなったときのホッとする気持ちが原点のような気がします。

完成が近づいて照明が設置されると充実感とともに気持ちも明るくなってきます。

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大黒柱への思い

2011年3月23日

工程も終盤に入っており、照明器具の取付けが進んでいます。

画像の真ん中に見えているのは大黒柱、その向こうには次の間の6畳が見えています。

手前は居間、床が一段下がっていますがこれは既設の屋根の高さを変えることが不可能であったために床を下げることで天井の高さを高くしたということです。

天井カセット型のエアコン設置高さや床下のメンテナンススペースの寸法確保という納まり上の事情もあったわけです。

居間という寛ぎのスペースと西に連なる奥の座敷と次の間の客間スペースとを段差という区切りを設けることは、気分の上でも区切りを感じるのは私だけでしょうか。

大黒柱を廻り込むように階段室から中廊下に繋がり、格子の開き戸を閉じたときお客様が集まった日、開いたときは普段使いの日です。

「一家の大黒柱」という言葉が示すようにこの家でも建築主さんの「代理人」のように美しい顔をしたケヤキです。

大げさかもしれません、画像のようにまるでステージに立ってこちらを望んでいるかのようにも見えなくまあリません、いかがですか。

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座敷の仕上げ

2011年3月19日

岐阜県の西濃地方では仏間の置かれた客間となる和室を「座敷」と言います。

今回のリフォームでは仏間のある「座敷」の8畳間とその東に接する続きの次の間の6畳間はジュラク壁の塗り替えだけになっています。

仏間が建物に造りつけられていたということもありましたが、「これは残したほうが良い」という判断はその室内に身を置いて空気を感じ取らなければ理解できないのではないでしょうか。

柱や梁、天井板などの材質、顔の美しさもさることながら、壁のチリ(壁と柱や梁の接触部分)がほとんど切れてないこと、設計時点で計測してみた柱の傾きが許容の範囲であったこと、これら以上に迫ってきた迫力は時間の積み重ねが浸み込んだ空気感とでも言いましょうか。

この日は塗り替え用の珪藻土ジュラクの下ごしらえを左官屋さんが開始した日です。

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照明器具取付けと土間

2011年3月19日

照明器具の取付けが始まったこの日、浴室洗面所の西隣にある北側の勝手土間を覗いてみたら器具の仮置き場になっていました。

住宅の設計を永く続けていると日本人にとっての住宅内の土間の存在は記憶の奥底に浸み込んでいるように感じます。

世代によっての土間の使い方や感じ方に差があるもののなんらかの形で親しみをもって自分の生活に取り入れようとされる建築主さんは多いのです。

薪ストーブのある玄関土間、住宅の入り口から勝手口に繋がる通り土間、広い玄関を作ってちょっとした作業も出来るようにと作るたたきの土間、屋内と屋外の中間的な空間としての土間となっているようですがその底には共通の暖かい感じ方が流れているように思います。

今回も設計段階から広い家事スペースが欲しいという要望がありました。

「洗濯室兼物置兼勝手口」にはキッチンより入る入り口と洗面所より入る入り口があり一連の家事がこのあたりで完結するようになっています。

土間の部分には漬物の保存用ピットも案としてありましたが、使用頻度も考えて作ることは中止になりました。

約2.5坪ある家事スペースには洗濯流しや洗濯機電源、排水、可動の棚、土間があり、フレキシブルに使えるようになっています。


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水周りも爽やかに

2011年3月15日

トップライトのある洗面所前のホールも仕上がってきており、クリーニングを出来るところからはじめられています。

この部分には脱衣室兼用の洗面所や浴室、その西隣には洗濯室や物置棚に漬物置き場、北庭へ出る勝手口、その外には蔵に通ずる通路と水周りが集中させてあります。

実生活ではどうしても湿度の高くなり汚れやすくなる場所でもあります。

プラン上においても昼の光を入れる窓を配置しにくいこともあり、だからこそ風を入れることと光を取り入れるこうしたトップライトを取り付けることにしています。

思っていた以上に明るさがあって満足の現場監理の日でした。

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